新型ティグアンR、330psで登場か

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2016年の10月からテストを重ねること、およそ3年半。今年秋のデビューが濃厚とされる新型ゴルフRと共に?極寒の地で、雪上テストを敢行。フォルクスワーゲンが誇るコンパクトSUVのトップモデル、「ティグアンR」が発売に向け、いよいよ臨戦態勢に入ったと思われる。

 

ティグアンと言えば、ゴルフをベースとした何とも理想的なコンパクトSUVだ。サイズは、大き過ぎず小さ過ぎず。走りはゴルフ譲りの上質な洗練さを備える。最近導入されたTDIのディーゼルは、やや音が気になることはあるものの、そんなネガを覆い隠すぐらい逞しい。

 

そして、何より顔が男前である。

 

アウトドア派で走りにも妥協したくないドライバーにうってつけのクルマこそ、ティグアンである。そんなティグアンに、走りのパフォーマンスを極めたモデル、「ティグアンR」が出るというのだから、注目しないわけにはいかない。

 

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▶外観は「R」の公式

今回確認された「ティグアンR」は、新型ゴルフR同様にカモフラージュなし。「発表間近だぞ!」と言わんばかりに、堂々と雪上テストを敢行。そのボディは、見るからにRラインのボディ。しかし、リアエンドの下部には、本物の「R」の象徴であるクアッドエキゾーストが鎮座しており、獰猛な4本のテールパイプが睨みを利かせている。

 

発売時には、フロントとリアのバンパー周りが、大きなエアインテークなどを備えたスポーティな装いとなるだろう。そして、R専用のホイールとブレーキキャリパーを備え、ゴルフRと同じ「R」の公式でドレスアップがなされる。一目で欲しくなるくらい精悍でカッコいい出で立ちで、我々の前に現れるだろう。

 

▶330psのエンジンを搭載か

気になるエンジンであるが、日本未導入のゴルフベースのクロスオーバーモデル「T-Roc R」よりもパワフルな新型ゴルフRと同じエンジンを搭載すると思われる。この2.0ℓ4気筒ターボエンジンは、330psを発揮。トランスミッションは、電光石火の7速DSGが組み合わされ、4MOTIONで四輪全てを駆動するというお馴染みのパッケージになると思われる。

 

もちろん、ハイパフォーマンスモデルだけに、XDS+も装着され、軽快かつ俊敏なコーナリングを実現してくれるだろう。日本未導入のトゥアレグに搭載されている4WSが採用されると、なお愉しく気持ちの良いコーナリングが期待できるのだが…

 

パフォーマンスは、ゴルフRよりも重い車重と高い重心を考えると、0-100㎞/h加速が5秒台前半となりそうだ。文句なしに速い!

 

関連記事:2020年新型ゴルフR、極寒の地で最終テストか

 

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▶今後の展開

発売時期はまだ分からない。ニュルブルクリンクサーキットでの走り込みの情報が出てくれば、いよいよ発売秒読みだろう。

 

フォルクスワーゲンは、「R」モデルの拡充を明言し、粛々と実行している。待望の「ティグアンR」の次は、いよいよフラッグシップモデルの「アルテオンR」か。

 

Photo source :Kolesa.ru, Motor1

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