待ちに待った2019年型のアウディA3の最新情報の一部が、ドイツの自動車誌で公開された。
新型アウディA3は、8代目となる新型ゴルフと同じく、今年の夏頃に発売される見通しだという。エンジンラインアップなどについての詳細情報は、まだ公表されていない。
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▶男前に進化した外観
まずもって喜ばしいのは、A3歴代No.1の端正な顔つきだ。「初代クワトロ」や「スポーツクワトロ」をモチーフにした最新のアウディデザインを象徴するルックスは、精悍でスポーティ。ボディの輪郭もキリリとしおり、男らしい。とりわけ、ボンネットやショルダーラインのプレスは、見事というしかない。
昨年7月の2代目A1の見事なイメチェンを目の当たりにして、期待はしていたのだが、アウディはその期待にしっかり応えてくれたようだ。
▶ボディスタイルのラインアップ
新型A3のボディスタイルは、5ドアハッチバック(スポーツバック)一本だ。3ドア、カブリオレは、新型A3からは廃止される。ハッチバックとして最も実用性の高い5ドアに絞り込み、荷室容量を現行よりも30リットル拡大。デザインや洒落っ気よりも、実用性をとことん突き詰める姿勢が、いかにもドイツ車らしい。
質実剛健にして、武骨。This is German cars.
▶400ps超のパワーを手にするRS3
新型RS3は、現行の2.5ℓ5気筒ターボ(400ps/480Nm)の最高出力を408psへと向上させる。一方で、トルクは470Nmへとやや抑えられるようだ。
ライバルの新型AMG A45は387ps。そのさらに上を行くモンスターこと、新型AMG A45 Sは「驚愕の421ps」。開いた口が塞がらない、怪力ぶりだ。
ゴルフGTI、シビックタイプR、メガーヌR.S.トロフィー、フォーカスRS、ゴルフR、S3、AMG A35など、群雄割拠のホットハッチ界を尻目に、RS3やAMG A45などのスーパーホットハッチは、打倒スポーツカーの領域でしのぎを削っている。
ハッチバックがスポーツカーを脅かすとは、すごい時代になったものだ。
およそ40年以上前、初代ゴルフGTIがデビューした頃、元祖ホットハッチのGTIが「911キラー」と呼ばれていたことを思い出す。
Source:AutoBild
Photo source:AutoBild
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