2019年にポルシェ カイエンの4ドアクーペモデルが発売されるかもしれない。ポルシェは、3代目カイエンファミリーに新たにカイエンクーペを加えることで、ライバルであるBMW X6やアウディQ8、そしてメルセデス・ベンツGLEクーペの追撃を狙う。
新型カイエンクーペは、ポルシェのオリバー・ブルーメCEOのゴーサインの下、現行の3代目カイエンが生産されているライプチヒ工場で生産が開始される見込みだ。なお、ライプチヒ工場では、パナメーラやカイエンの弟分であるマカンも生産されている。
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▶クーペらしいスポーティな外観
エクステリアデザインは、ポルシェも例外に漏れず、ライバル各社がそのスポーティかつエレガントなルーフラインを競っているファストバック風となるようだ。
また、フロントバンパーはカイエンクーペ独自のデザインとなり、テールライトやリアウィンドは2代目パナメーラにも通ずるスポーティなデザインとなるようだ。
▶2種類のパワーユニットで口火を切る
販売開始時のパワーユニットは2種類用意され、カイエンSに搭載されている2.9ℓV6ツインターボ(446ps)と、カイエンターボに搭載されている4.0ℓV8ツインターボ(558ps)となる見込みだ。トランスミッションは、8速ティプトロニックSが組み合わされるようだ。
なお、今のところ、ディーゼルやプラグインハイブリッドモデルの予定は無いようだが、ライバルに競り勝つためのパワーユニットの充実は必至であり、遅れて導入される可能性は大いにあるだろう。
▶SUVクーペという新たな戦場
ロールスロイスやランボルギーニまでもが参戦に名乗りを上げたSUV戦国時代。その熾烈な戦いから、「SUVクーペ」という新たなジャンルが生まれ、戦いの場はどんどん広がっていくばかりだ。
スポーツカーの雄として君臨してきたポルシェは、「SUVクーペ」という世界で王座を獲得できるか、新型カイエンクーペの動向を注視していきたい。
Photo source:PORSCHE
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