フォルクスワーゲンは、「ポロGTSコンセプト」と、「ヴィルトゥスGTSコンセプト」を、現在開催中のサンパウロ・インターナショナル・モーターショーで発表した。
ヴィルトゥスとは、ポロをベースとしたセダンで、ラテンアメリカ向けモデルである。今回の2台のGTSコンセプトは、ホットなGTIよりも控えめなスポーツモデルだ。
ポロGTS は、欧州での販売は決定しているようだが、日本への導入は明らかにされていない。GTIの人気が確立されている日本への導入は、現状では難しいかもしれない…
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▶見た目は、GTIとそっくり
ポロGTSの見た目は、GTIそっくり。デュアルエキゾーストパイプも、GTIと同じ。よーく目を凝らしてみると、GTS専用のホイールと、バッジが「GTS」になっているのを見つけるのが精一杯。
見た目はGTIで、十分にカッコイイ。加えて、「GTS」という響きも、ポルシェっぽくて、カッコイイ。
▶GTIより控えめでも、十分に愉しめるスペック
ポロGTSの中身はと言うと、1.5ℓ4気筒ターボ(TSI)を搭載。パワーは、150ps@5000rpm/250Nm@1,400-3,000rpmを発揮する。ポロGTIの、200ps/320Nmと比べると、明らかにパワーは控えめ。しかし、常用領域で250Nmのトルクを発生させるので、十分以上にパワフルで愉しいドライビングを提供してくれるはずだ。
トランスミッションは、ポロGTSの欧州仕様では、6速マニュアルと6速DSGのいずれかを選択できる。一方、ラテンアメリカ仕様のヴィルトゥスGTSは、6速DSGのみの設定となる。
GTSのオプション装備としては、デジタルメータークラスターから始まり、8インチのタッチスクリーン、リアヴューカメラ、レインセンサー、オートライトに至る。
▶今後の展開
「ポロGTS」と「ヴィルトゥスGTS」は、ブラジルのサンカルロス工場で生産され、来年中の発売を目指すようだ。欧州での発売時期も、来年中になると思われる。
見た目はGTIで、パワーは先代のGTIとほぼ同じ。でも、GTIよりも求めやすいとなると、欲しいっ!と思うのが人情。ワーゲン日本法人は、さて、どうするだろうか…
Photo source:NOTICIAS,Autologia
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